はじめに
こんにちは！管理人のkanaです♪
令和6年（2024年）10月から児童手当の制度が拡充され、
所得制限の撤廃や受給大賞の拡大など子育て世代の家計には嬉しい改正がありました！
この記事では、最新の制度内容に加え、
「賢い使い道」と「投資した場合のシミュレーション」について解説します♪
児童手当とは？
児童手当は、子育て世帯の経済的支援を目的とした制度です。2024年10月の改正では以下のような変更が行われます。
所得制限が撤廃
これまで、こども2人と配偶者の年収が103万円以下の場合
主たる生計者の年収が960万円以上のケースなどは受給に制限がありましたが、
今後は、所得にかかわらず全額支給となりました！
支給対象が18歳までに拡大
支給対象児童の年齢が・・・
「15歳到達後の最初の年度末まで」から「18歳到達後の最初の年度末まで」
に延長され、高校生のお子様も受給可能となりました！
第3子以降の増額
第3子以降の手当額が・・・
月額１５，０００円から月額３０，０００万円
に増額されることになり、お子様が多いご家庭の助けになります♪
支給回数が増加：年6回（偶数月）支給へ
支給回数が年３回支給から年６回支給(偶数月)へ増加しました。
児童手当の使い道は？
児童手当は日々の生活費に使うこともできますが、
長期的視点で賢く活用することがおすすめです♪
教育資金の準備
中学・高校・大学と進学するにつれ、教育費は大きく増えます。
児童手当は「教育費専用口座」に貯蓄することで、確実に将来に備えられます。
生活防衛費の確保
貯金があまりない場合は、急な出費や医療費に備えるため、
児童手当の一部を「生活防衛費」として確保することも大切です。
学資保険や投資信託を活用
学資保険やNISAを活用して運用すれば、複利効果で将来の資産を増やせる可能性があります。
満額を投資に回した場合のシミュレーション
児童手当を満額、投資に回した場合についてシミュレーションしてみます。
【投資期間】
0歳から18歳までの18年間
【投資利回り】
年利5%
【積立額】
3歳未満：月15,000円×36ヶ月＝54万円
3歳～18歳：月10,000円×180ヶ月＝１８０万円
| 期 間 | 積立額 | 利 益 | 合 計 |
| 0歳～3歳 | 540,000 | 693,815 | 1,233,815 |
| 3歳～18歳 | 1,800,000 | 884,026 | 2,684,026 |
| 合 計 | 2,340,000 | 1,577,841 | 3,917,841 |
現金だけで貯めた場合は２３４万円ですが、
投資して年利5%で運用することができれば 約400万円 まで増える可能性があります。
通常の貯蓄だけでは難しい「複利の効果」によって、手当の価値を大きく高めることができます。
児童手当を投資に回す際のポイント
家計管理を徹底する
投資に回す場合は、生活費や他の教育資金とのバランスも大切です。
投資を行う前に生活防衛費として「１００万円」ほど貯金しておきましょう♪
NISA制度を活用
児童手当は非課税で運用できる「NISA」で投資するのがおすすめです！
通常の場合、投資で増えた金額の２０％ほどは税金として納める必要がありますが、
ＮＩＳＡ制度を利用することで全額が非課税となります。
長期間のインデックス投資
長期間のインデックス投資で比較的安定した運用が期待できます！
詳しくは下記の記事をご覧ください♪
おわりに
令和6年10月からの児童手当拡充により、すべての子育て世帯が恩恵を受けられるようになります。
手当を日々の生活費に充てることも重要ですが、将来の教育費や資産形成のために「投資」という選択肢も視野に入れましょう。
家計やライフプランに合わせて賢く児童手当を活用し、将来の安心を手に入れましょう！
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